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2025年1月14日
小学校教諭を目指すための通信制大学の学費や教員免許取得方法を徹底解説!~多くの人が通学制を選ぶ理由~

小学校教諭になるためには小学校教諭免許状が必要ですが、その取得方法は大学・短大・専門学校などの通学スタイル、大学の通信課程を利用した通信制スタイルの2パターンが主です。通信制大学を利用する場合、教員免許取得の仕組みや費用について十分に理解することが重要です。

 

通信制大学は、自分のライフスタイルや働き方に合わせて柔軟に学べる点が特徴ですが、教員免許を取得する際には必要な単位や実習など、具体的な要件を把握しておく必要があります。また、学費や関連費用は長期的な負担となる可能性があるため、事前に各通信制大学を比較・検討し、自身の経済的な状況に見合った選択をする準備も大切です。

 

今回は通信制と通学制を比較し、それぞれの特徴、メリット・デメリットを紹介します。また将来、教育現場で働くことを考え、多くの人が通学制を選んでいる理由を紹介します。

 

 

小学校教諭になるための教員免許取得の基本情報

小学校教諭になるためには、教員免許の取得が必要不可欠です。教員免許免許の取得は一般的に、大学や専門学校、通信制大学で必要な単位を履修し、教育実習を経験した上で教育委員会に免許申請を行います。この教員免許には一種、二種、専修免許状の3種類があり、取得した単位数・基礎資格により取得できる種類が変わります。

 

一種免許状は大学で取得でき、教職以外の学びも多いため取得に時間と費用がかかる傾向があります。一方で、二種免許は教職に関わる学びを中心に集中的に行い、最短2年間で取得できるため、早く現場に出たい方に適しています。また、最近では通信制大学を活用して教員免許を取得する方法も注目されています。これは働きながら教職を目指す方や柔軟な学習環境を求める方にとって便利な選択肢となっています。費用や時間、学習スタイルを考慮しながら、自分のペースで教員免許を取得することができます。

 

 

小学校教諭に必要な資格とは

小学校教諭になるためには、教員免許を取得することが必要です。この資格を取得するためには、一般的に教職に関する課程を修了し、一定の単位数を取得しなければなりません。教育課程には、各教科の指導法、心理学、教育法規、児童の発達に関する科目などが含まれており、理論的な知識だけでなく、教育実習・各教科の指導方法等も求められます。

 

教員免許の種類(一種、二種、専修免許状)

教員免許には、一種、二種、専修免許状があります。小学校教諭として働く上では、免許状の種類により職務内容や福利厚生等の待遇には影響しません。

 

ただし、二種の場合は校長・副校長など、管理職に昇進する際に一種免許に切り替える必要があります。教員免許は取得後も二種→一種、一種→専修のように教職科目の単位を追加で取得することで切り替えができるので、初めて免許を取得する際は、自分の状況にあった方法を選択することが可能です。

 

小学校教諭に求められるスキル

小学校教諭には知識だけでなく、教育現場で活かせる実践的なスキルが必要です。具体的には、児童とのコミュニケーション能力、授業力、学級経営力、さらには保護者との連携を図る力も重要です。また、ICTの活用や個に応じた支援を行う能力も求められることから、多角的にスキルを磨いていく必要があります。

 

 

通信制大学で教員免許を取得する方法

通信制大学で教員免許を取得するには以下の過程をこなす必要があります。

 

  1. 通信制大学への入学
  2. 教職に関するカリキュラムの履修及び単位取得
  3. 教育実習
  4. 教育委員会への免許申請

 

通信制大学の特徴は個人のペースで免許取得ができることです。通学制の大学や専門学校に通えば授業・実習手続き等様々なサポートを受けることができますが、通信制大学ではこれらの多くを自分で行います。自分のペースで進めるため、進捗の進み具合は人それぞれですが、多忙な社会人でも仕事をしながら学び続けることが可能です。

 

通信制大学の授業の受け方

教員免許を取得するには、所定の科目において必要な単位数を履修する必要があります。通信制大学では、これらをレポート・スクーリング(対面学修)等で学びます。

 

<レポート>

実施方法は大学により様々ですが、レポートは作成から提出・添削までオンラインで完結できることが多く、自分のペースで進めることができます。

 

<スクーリング>

スクーリングは、学内での対面授業、オンライン、オンデマンド、オンデマンド+対面授業のハイブリッドなど様々な方法が用意されています。自分の都合に合わせてスクーリング方法を選択し、実践的な講義を受けることができます。

 

教育実習と介護等体験

小学校教諭免許状を取得するためには小学校教育実習と介護等体験の2つの実習を行う必要があります。小学校教育実習は20日間、介護等体験は7日間必要で、これらはオンライン等で行うことができないため、実施する学校・施設に出向く必要があります。

 

通信制大学の場合は、学生個々の学修進捗状況が様々なため、実習の申し込み、その他手続き等は個人で行うことが多いです。

 

通学制と通信制の違いを解説

通学制と通信制大学は、学びの形式や環境が大きく異なります。通学制は基本的に大学や専門学校に通うことで、対面授業を受けることが中心です。そのため、直接教員から指導を受けられる環境が整っています。また実習や就職等で手厚いサポートを受けることができます。一方、通信制は自宅で学ぶスタイルが主流であり、自分のペースで学習を進めることが可能です。学校からのサポートは少なくなり自己負担が増えますが、その分学費を安く抑え、時間の融通を利かせることができます。

 

通信制大学と通学制大学・専門学校の学習環境の違い

通学制の大学や専門学校では、キャンパスでの顔合わせや交流を通じて、同級生との絆や指導教員との関係が築かれることが大きな魅力となっています。また、同じ目標をもった人が多くいるのでモチベーションが保ちやすいです。逆に通信制大学は、自分自身のライフスタイルに合わせた学習ができるため、自由度が高いのが特徴的です。しかし、学びに対する自主的な姿勢が不可欠となります。

 

通信制大学が向いている人の特徴

・一人でもコツコツと自主的に学びができる人

・資格取得期間も働き続けたい人

・自ら計画を立て、自己管理能力が高い人

 

通信制大学が適しているのは、自主的に学ぶ姿勢を持つ人や、働きながら学びたい人です。仕事や他の用事がある中で、時間をうまく配分して学びたい方に向いています。さらに、自宅学習が中心になるため、自己管理能力や計画性が求められるケースが多いです。このような特性が合えば、学ぶ環境として活用する価値は高まります。

 

 

 

 

通信制大学で教員免許を取得するメリットとデメリット

通信制大学で教員免許を取得する際には、数多くのメリットとデメリットが存在します。これらを理解しておくことが、円滑な学習進行に繋がるため、事前の把握が重要です。特に、学習スタイルや生活環境に応じた選択を行うことで、教員免許の取得をよりスムーズに行えるでしょう。

 

メリット:柔軟な学習スケジュールと費用の抑制

通信制大学の最大の魅力は、柔軟な学習スケジュールです。日々の仕事や家庭生活との両立を考慮し、自分の都合に合わせた学習が可能です。これにより、働きながら学べる環境が整っているため、社会人にとって非常に利便性が高くなっています。さらに、学費の負担を軽減できる点は大きな利点です。

 

働きながら学べる環境

多くの通信制大学では、単位取得のための学習がレポートの作成・オンライン講義などになっています。そのため仕事の前後で学習時間を自由に確保することができます。多忙な社会人生活において、自由度の高い学習システムは大変魅力的です。

 

通学制と比較して安い費用

通学制の大学・専門学校と比べて、基本的な授業料・施設費などの学費、交通費等の費用面で出費を抑えることができます。金銭的負担が少ないことは長期的な視野で考えると大きな助けになります。

 

 

デメリット:自主的な学習が求められる難しさ

一方で、通信制大学にはデメリットも存在します。自宅学習が主体となるため、自主的な学習が求められる環境に慣れていない方にとっては、特に難しさを感じることがあります。また、授業に出席しないため、モチベーションを維持することが容易ではない場合もあります。

 

学習計画の管理が必要

通信制の学びでは、自身で学習計画を立て、それをしっかりと管理する必要があります。定期的に学習を進める計画を立てないと、修得する内容が後回しになり、予定していた年数より免許取得が遅れる可能性があります。年数がかかるとその分学費負担も大きくなるので自己管理能力が高いことが、必須能力となります。

 

モチベーション維持の課題

また、モチベーションを維持することが大きな課題となります。対面での授業が少なく、仲間との交流が限定的なため、勉強を続ける意欲を保つのが難しいと感じる人も多いです。この点は、周囲からのサポートやコミュニティの共感を得られると、克服しやすい部分とも言えます。

 

 

通学制の大学・専門学校のメリットとデメリット

通学制大学や専門学校では、授業形式として対面での学びが行われるため、その特性によるメリットとデメリットが存在します。特に、直接指導を受けることができる環境や、実践的な学びが充実しているため、通信制よりサポートを受けやすく、計画通りに教員免許取得することができます。

 

メリット:充実したサポートと実践的な学び

通学制の大学や専門学校での大きなメリットは、以下の2つです。

・充実したサポート体制

・現場で役立つ実践的な学び

 

専任教員から直接指導を受けられるため質問もしやすく、理解度を深めることができます。対面授業では教材や講義内容についてのフィードバックも即時に得ることができ、疑問がすぐに解決される仕組みが整っています。

 

専任教員から直接指導を受けられる

特に教育分野においては、専任教員から直接指導を受けることが重要です。自身が教育現場に立った時に必要となる授業力や学級経営力、児童との関わり方を具体的なアドバイスやサポートを受けながら学ぶことができます。このような環境では、現場での教育スキルを身につけやすく、教員としての実践力を短期間で高めることが可能です。

 

実習や見学の頻度と質が高い

通学制の教育機関では、実習や見学の機会が豊富です。定期的に実習が行われ、その頻度と質は非常に高いと言えます。学生は実際の授業や学校環境を体験することで、理論を実践に移す第一歩を踏み出すことができます。また、横浜高等教育専門学校のような専門学校では、実習先の紹介や手続き、ボランティアの紹介等も行っているため、学習に集中し、現場を体験しながら小学校教諭としての力を付けることができます。

 

 

デメリット:学費や通学時間の負担

通学制大学や専門学校のデメリットは、通信制と比較した際に学費負担が大きくなることです。授業料に加えて、教材費や施設費、さらには実習にかかる費用などが加わるため、まとまったお金を用意する必要があります。また、昼間は学校にいるため仕事やアルバイト等をする時間も限られます。

 

学費が高めになる点

学費については、大学では4年間で450~600万円程度、専門学校(横浜高等教育専門学校)では2年間で216万円となります。専門学校では学修期間が短いため、社会人でも学びやすく大学よりも容易に免許取得の道を目指すことができます。

 

通学に必要な時間や費用

さらに、通学には時間や交通費が必要です。特に、自宅近くに大学や専門学校がない場合は、毎日の移動時間が長くなります。移動時間を学習時間や気分転換の時間に充てるなどの工夫が必要です。ただ、費用や移動時間のデメリットを考慮しても、通学で学ぶことにメリットを感じている人は多く、横浜高等教育専門学校でも北海道から沖縄まで全国各地から入学者がいます。

 

 

 

 

通信制大学の学費と通学制大学・専門学校の費用を徹底比較

学費は教育機関を選ぶ際の大きな要因です。通信制大学と通学制大学では、学費の構成や平均的な費用が異なるため、しっかりと比較することが重要です。特に、自分の学び方やライフスタイルに合わせた選択をすることで、将来的な負担を軽減することができるでしょう。

 

通信制大学の学費と特徴

通信制大学では、入学金や授業料が一般的に通学制大学よりも低めに設定されています。大学ごとに入学金や授業料は様々ですが、主な内訳としては入学金や授業料の他レポート添削費用やスクーリング費用などがかかります。1年目と免許取得の卒業までの費用感は以下の通りです。

 

<通信制大学学費目安(4年間)>

大学名 1年次納付金 卒業(免許取得)までの納付金
明星大学 203,000円 1,088,000円
東京未来大学 296,750円 1,100,000円
玉川大学 166,800円 908,200円

参照元)

東京未来大学

https://corres.tokyomirai.ac.jp/school_expenses/

明星大学

https://www.meisei-u.ac.jp/dce/entrance/tuition.html

玉川大学

https://www.tamagawa.jp/correspondence/admission/expense.html

※変更になっている可能性がありますので詳細は参照元よりご確認ください。

 

卒業が遅くなると追加費用も

上記の表は卒業までスムーズにいった場合です。学修期間中に私生活や仕事が忙しくなり、学修が遅れるとその分追加費用がかかりますので、余計な出費を減らすには計画的に学習を進める必要があります。

 

通学制の学費と特徴

通学制大学・専門学校では、サポート体制の充実や実習等の実践的な学びが多くなるため、学費が通信制大学よりも高くなります。また、4年で免許取得する大学と2年で取得する専門学校でも学費に大きな違いあります。

 

大学と専門学校でも学費に大きな差がある

通学制の大学・専門学校でも、学修期間が違うと100万単位で費用が変わってきます。

 

<通学制で小学校教諭免許取得までの費用目安>

  1年次納付金 卒業(免許取得)までの納付金 学修期間
私立大学 1,300,000~1,800,000円 4,100,000~6,000,000円 4年
専門学校 1,240,000円 2,160,000円 2年

 

専門学校の場合は、2年間の短期集中型で学ぶことができるため、費用と時間に重点をおく社会人には学びやすい環境です。

 

 

社会人にとって安い学費と2年間の短期間は最適

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まとめ:小学校教諭を目指すなら通学制の専門学校がおすすめ!

小学校教諭を目指す際、通学制における学びが特に有効とされています。その理由は、学校現場では即戦力が求められているからです。通学制の強みは、直接教員による指導と、個別のサポートを受ける機会が豊富である点です。そのため、実際の仕事で必要な能力「授業力」・「学級経営力」・「児童理解力」をしっかりと身に付けて就職することができます。

 

通学制の専門学校が通信制より優れている理由

通学制の専門学校(横浜高等教育専門学校)は、教育現場を想定した実践的な授業スタイルや就職や教員採用試験の充実したサポート体制が整っており、小学校教諭を目指す学生にとって理想的な学習環境を提供しています。

 

実際の教員経験のある講師から直接指導を受けながら、現場で必要な能力、教員免許取得に必要な知識やスキルを実践的に学べる点が大きな魅力です。小学校教諭としての基礎力を養うための専門的なカリキュラムが設置されており、免許取得後の就職に向けた個別のサポートも受けられます。このような環境下で学ぶことで、単なる知識の蓄積だけでなく、将来的に教職に就く際にも役立つ自信や実践的な力が身につきます。

 

現場経験豊富な講師とモチベーションの高い仲間

横浜高等教育専門学校では小学校現場で校長や管理職を経験してきた実績ある講師が、実際の仕事に役立つ授業を展開しています。また入学者も社会人・大学新卒者・高校新卒者など様々な年齢層がおり、それぞれが小学校教諭への目標をしっかり持っているので、2年間高いモチベーションを維持して学ぶことができます。

 

実践経験を積むことで即戦力を育成

通学制の大きなメリットは実習やボランティアの機会が豊富という点です。通信制のレポート作成だけでは得られない、子どもとの関わり方、授業や子どもへの声掛けのコツなどを実践経験から学ぶことができます。これにより現場で求められるスキルや対応力を身につけることが可能です。

 

小学校教諭を目指す人へ

小学校教諭免許取得は通過点でしかありません。小学校教諭を目指す上で免許取得は第一です。ただ、その先に待っている教員生活は10年20年と続いていきます。そこで大切になるのは、やはり現場で活躍できる力です。

 

免許取得の方法は、いくつかありますがどの学校で取得しても就職に有利不利はありません。免許を取得する過程で自分が何を学んできたかが重要です。

 

学費・時間・生活など様々な制限がある中で、どの選択が自分にとって最良か考えてみてください。

 

横浜高等教育専門学校は通学制の2年間で小学校教諭免許を取得できる全国で唯一の専門学校です。毎年入学者でも社会人・大学経験者が多く、10~50代まで幅広い学生が学んでいる学校です。

 

小学校教諭を目指したいと考えている方は、ぜひオープンキャンパスや個別相談に一度お越しください。来校すれば実際の学生と話すことも可能です。忙しくて時間の取れない方は、昼間・夜にオンラインで個別相談も実施してます。あなたの来校をお待ちしています。

 

 

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  2. 小学校教諭を目指す在校生のインタビュー(STUDENT’S VOICE)
  3. 小学校教諭への就職状況
  4. 学校現場で働く卒業生のインタビュー

 

 

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