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ヨコセンNEWSでは、横浜高等教育専門学校(ヨコセン)の最新情報をわずかな隙間時間で知ることができます。2年間で保育士・幼稚園教諭・小学校教諭・養護教諭の資格・免許状を取得できる横浜高等教育専門学校が日々どんな取り組み、授業を行っているのか気になる方はぜひご覧ください。
今回の【詳しく解説】では2023年度から教員採用試験で新たに取り入れられた「前倒し選考」についてヨコセンの初等課程・養護科の学生にどう関係するのか?入学前にしておくべきことはあるのか?を紹介します。小学校教諭・養護教諭を目指している方は教員採用試験への受験機会が増えるのでぜひ知っておきましょう。
横浜高等教育専門学校では実践的な学びを大切にしています。6月は児童科初等課程の2年生が教育実習指導Ⅰの授業で2グループに分かれて横浜市の小学校で授業見学を行いました。
1年生から教育ボランティア等に参加している学生もいるが、実際の小学校の授業や活動の様子をグループで参観し、それぞれが感じたことなどを話し合い、教育実習に行く前の準備や心構えへとつなげたい。(教員採用試験の模擬授業等へ役立ててほしい。)
今回の校外研修では学生が教員の立場になり、その動きや発問などをじっくり見ることができていました。参観後の学校への質問でも、縦割り活動の中での一場面から、「○年生の△△の活動で、教師は6年生とどのような打ち合わせをしていたのか」など、教師という視点からの具体的な質問する姿がみられました。この経験が、教育実習での主体的な学びにつながっていきます。
「実感的に分かる、実践的に学ぶ」ことが小学校教諭には大切です。校内での講義だけでなく、積極的に校外へ飛び出し、学校の「今」を感じる場をヨコセンでは設けています。
また、自分たちが受けてきた小学校教育と比べながら、「教員になる」自分をイメージしていけるよう様々な授業を提供し、安心して現場に臨めるよう支援しています。
6月22日に震度6以上を想定した地震に対して防災訓練を行いました。保育士・幼稚園教諭・小学校教諭・養護教諭になった際は自身だけではなく、子どもたちの安全確保も大切な仕事です。災害時の防護体制、避難経路、迅速な避難を再確認・実践しました。
保育所では毎月避難訓練を行うことも多いので、現場に出ても慌てないようにしっかりヨコセンで学んでください。
6月から事務局前に電子掲示板を設置しています。この掲示板では、当日の授業予定、ボランティア募集の状況などがわかります。現在は期間限定で5月に行った新入生宿泊研修の様子を公開しています。新入生宿泊研修はコロナの影響で2年間実施できずにいましたが、今年度より復活しました。1泊2日の研修で新入生たちは教育や保育についてディスカッションしたり、スポーツやレクリエーションを楽しんだりして各科課程の交流を深めました。オープンキャンパスに来た際はぜひご覧ください。
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教員採用試験は2023年度から「前倒し選考」枠が自治体ごとに追加されています。これは大学や短期大学、専門学校の最終年次の1年前の学年から教員採用試験を受験できる枠であり、合格することで翌年度同じ自治体を受験する場合は1次試験の一部もしくは全てが免除されるというものです。
つまりこれまで大学4年生や専門学校2年生の卒業年次でしか受験できなかったのが、大学3年生や専門学校1年生でも受験できるようになるということです。
教員採用試験の一次試験は多くの自治体で筆記試験として一般教養、教職教養、専門教養を実施しています。筆記試験においては、教師としての資質より基礎学力・教育に関する知識を主に審査されるため、個々の学力が重要になります。この学力部分を前倒し選考で審査しているため、卒業年次前にしっかり教員採用試験に向けての勉強をしておくことで前倒し選考を通過し翌年の卒業年次の受験時は小論文・面接・模擬授業などに集中できるようになります。
<前倒し選考のイメージ>
前倒し選考の受験条件や試験内容については自治体ごとに異なるので気になる方は調べてみましょう。東京都と横浜市は下記のリンクから見ることができます。
参考)東京都教育委員会
教員採用試験は「前倒し選考」だけではなく、開催時期も2024年度から1ヶ月早まり6月実施となります。前倒し選考と開催時期の早期化による横浜高等教育専門学校の学生へのメリット・デメリットは以下のことが考えられます。
前倒し選考と教員採用試験の早期化によるデメリットは、「入学後、採用試験まで時間がない」ということが大きな要因になります。教員採用試験の一次試験が6月スタートとなると受験申込みの手続きは入学後すぐに行う必要が出てきます。入学直後は新生活に慣れたり、学校行事(オリエンテーション、健康診断など)がたくさんあったりと忙しい日々を送ることになります。その中で受験の手続きや勉強をスタートすることはなかなか大変かと思います。また、全ての自治体で横浜高等教育専門学校の学生が前倒し選考を受験できるわけではありません(例えば東京都は受験可能ですが、横浜市は不可です)。就職を希望しない自治体でも受験してみるのか?その辺りの判断も短期間の間に必要になると思います。
しかしながら、2年間の短期間で卒業する横浜高等教育専門学校だからこそのメリットもあります。まず、一般教養の科目については入学前に勉強しておくことでかなり対応することが可能です。小学校教諭と養護教諭の教員採用試験で求められる一般教養のレベルは高校受験レベルの内容が多いです。そのため、ヨコセン入学前に中学、高校までの学習を復習しておくことで高得点を狙うことも可能です。書店には教員採用試験の過去問が置いてあるので、気になる方はぜひ入学前にチャレンジして基礎学力を高めておいて下さい。
また、実際に試験を受けてみることで現在の自分がどの程度の学力なのか、この1年間で何を伸ばす必要があるのか把握することができます。基礎学力にそこまで心配を感じなければ、ヨコセン入学後に学習する教職に関する内容や面接・小論文対策に時間を多く使っても良いかもしれません。面接や小論文の際のエピソードを作るためにボランティア活動などに多くの時間を使う選択肢も出てきます。
前倒し選考は合格すれば翌年度メリットがありますが、不合格でもデメリットはありません。従来通り一次試験から受験するのみです。小学校教諭・養護教諭を目指す人は、積極的に受験してみるとよいでしょう。
横浜高等教育専門学校の2年間でしっかり教員採用試験に合格するためにしておいた方が良いことは3つです。
小学校教諭・養護教諭の教員採用試験において基礎的な学力は「高校受験レベル」が求められます。教員採用試験は極端に難しい知識を問うような問題は少ないため基礎学力を身に付けているということが大切です。実際に教員採用試験の一次試験では、教員としての最低限の学力を持っているかを判断しているためか、一次試験の合格率は毎年高い状況にあります。しっかり準備することで誰でも一次試験を合格できる可能性があります。
<令和4年度実施教員採用試験一次試験の倍率>
神奈川県 | 横浜市 | 東京都 | |
小学校教諭 | 1.0倍 | 1.2倍 | 1.4倍 |
養護教諭 | 3.4倍 | 2.5倍 | 3.5倍 |
また、自分の長所・得意分野を伸ばしておくとヨコセン入学後や教員になった後も周り人とは違う自分だけの個性になります。例えば、英語好き、パソコン関係が得意という人はその力を伸ばしておいてください。学校現場では海外国籍の子どもも多くなって来ているので英語などの日本語以外の言語を使える先生は貴重ですし、パソコンやITに関する能力もICT化していく中では今や必須の能力となっています。自分の長所を生かせる場面はきっと多くあるのでしっかり伸ばしておきましょう。
参考)過去の試験情報(横浜市)
参考)教員採用試験対策サイト
子どもと関わるという経験は、自分が子どもに対してどんな思いをもっているのか、子どもとどういう関わりをしたいのかなどを再確認させてくれます。小学校教諭や養護教諭を目指す人は、子どもに勉強を教えたい、心や体のケアをしたいなど様々な想いがあると思いますが、これらを自分の中で認識しておくことで、ヨコセン受験時の面接や教員採用試験の面接時のエピソードとして話したり、教員になるためのモチベーションにしたりすることができます。子どもと関わる経験は進んで行いましょう。
教員採用試験の二次試験では人間性や授業などの実践力を問われます。二次試験で問われる人間性や実践力は一朝一夕で身に付くものではありません。長い期間をかけて自分を磨く必要があります。横浜高等教育専門学校では、入学時に新入生にこのように伝えます。「みなさんは、実習などで教育現場に行けば、子どもたちからは先生と呼ばれる存在です。しかし先生と呼ばれるからと言って急に今日から先生になれるわけではありません。子どもたちの先生になるには人間性、実践力を備えていなければなりません。この2年間、学生という身分ですが、それに甘えず『自分は教員だ』と意識して日々の生活を送り、真の教員への準備期間としてください。」
教育現場、子どもたちの前では、教員・社会人としてのモラル、コミュニケーション能力、礼儀作法、対人関係能力など勉強以外の部分で人間性を問われること多くあります。小学校教諭・養護教諭になりたいと考えている人は、日々の生活態度などを見直して、「これを学校の先生がやったらどうだろう?」と自分に問いかけてみてください。少しの意識でも行動が変わって、教師としての人間性を高めることができますよ。
>>入学前にしておくべきことをもう少し詳しく知りたい方はこちら→養護教諭、小学校教諭、幼稚園教諭、保育士の専門学校へ入学前にしておくべき5つのこと
\\夏限定!!おすすめオープンキャンパス//
児童科初等課程・養護科希望の方におすすめのヨコセン卒業生による特別講演会です。現場で小学校教諭・養護教諭からリアルな仕事内容・やりがい、ヨコセンに入学してどうだったかなどを聞くことができるチャンスです。
【日時】
2023年7月29日(土) 9:00~11:30
【内容】
☆学校概要・制度について
☆卒業生のパネルディスカッション
☆個別相談
【パネルディスカッションのポイント】
・卒業生は社会人・大学生からのヨコセン入学者
・ヨコセン入学前~入学後の生活~就職後までストーリーでわかる
・小学校教諭、養護教諭の現状・仕事のやりがいなどがわかる
2分で簡単予約
保育課程限定の体験入学です!!
高校生・大学生・社会人大歓迎(*’▽’)
ヨコセンの実践的な保育の授業内容を在校生と一緒にぜひ体験してみてください。
【日時】
2023年7月29日(土) 9:00~11:30
【体験入学の内容】
☆学校概要・制度について
☆実践的な遊びや保育を体験
体験内容「色と形を楽しむパステルアート」
☆在校生との交流会
☆個別相談
2分で簡単予約
保育特別AO入試はヨコセンの保育課程希望者のみが受験できる入試です。毎年多くの保育課程希望者この入試で合格を手にして横浜高等教育専門学校に入学しています。今年度からは男性も受験できるようになりました。保育特別AO入試のメリットは3つです。
2年間で保育士・幼稚園教諭になりたい方はぜひチャレンジしてください。
<試験日程・選考方法>
試験日程 | 選考方法 | 受験資格 |
6月17日(土)
多くの高校生が受験してくれました! |
・面接 ・書類選考 |
・本校保育課程を志望する高等学校卒業見込み者 ・保育特別AO入学試験エントリーシートの提出 |
7月15日(土)
男女エントリー受付中!! |
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8月19日(土) |
<申し込み方法>
以下の方法のいずれかで申し込みをしてください。
2分で簡単エントリー
横浜高等教育専門学校は最短2年間で小学校教諭・養護教諭・幼稚園教諭・保育士の免許・資格を取得できる学校です。高校卒の18歳、大学卒、社会人経験者の20~40代の学生が2年間、共に学び合い、多くの卒業生が神奈川や東京、全国各地の小学校の現場で活躍しています。ヨコセンのホームページには卒業生に仕事のやりがいについて聞いたり、学生時代の思い出をインタビューしたりした卒業生インタビューも多数掲載しているので、学校の先生、保育士に興味ある方は参考にしてください。また、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭・養護教諭について詳しく知りたい方は、ヨコセンのホームページをご覧ください。受験前や入学前に直接学生と話して、学校の雰囲気を感じたい方には、学校説明会も随時開催中です(遠方の方はオンラインでも実施しています)。ぜひお越しください。
【保育士・幼稚園教諭になるための関連リンク】
【小学校教諭になるための関連リンク】
【養護教諭になるための関連リンク】
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