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横浜高等教育専門学校では日々、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭・養護教諭を目指す学生が実践的な学びを行っています。保育内容環境指導は現代の幼児を取り巻く環境や幼児と環境の関わりについて学び、子どもの状況を観察しながら、保育室内外の物的環境や自然及びその事象等を含め、総合的に環境設定ができる能力を身に付けます。今回は児童科保育課程2年生が、保育内容環境指導法の授業の時間を使って、野毛山動物園に行ってきたのでその目的や様子を紹介します。
①動物園に行き動植物に親しむことで、生命の尊さや自然の美しさなどに気付き、身近な環境への興味関心を深める。
②校外学習で子どもを引率することを想定し、事前指導及び出発から解散までの保育内容と行程、事後指導等について計画を立案し実行することで、保育者としての自覚と実践力を高める。 ③身近にある施設を利用することで、地域の資源に関心をもち、その文化的価値に気付く。 ④グループ活動を通してクラスの親睦を深め、授業や実習への意欲や創造性を養う。 |
まずは学校に集合し、午前9時に出発。引率の練習です。各グループで2列になり交通ルールを意識しながら歩き、電車では乗降する際に人数確認を行い、社内マナーを心掛けて過ごしました。保育者になると大人だけでは気を遣う必要がないところまでセンサーを張り巡らせる必要があります。常に子どもと行動しているという意識をもって動物園までの道のりを歩みます。
動物園ではグループ毎に、予め決めたルートで様々な動物を観察し、写真を撮影しました。
園内にはライオン、シマウマ、キリン、クマなど様々な動物がいるので子どもたちの好奇心を高めてくれます。また野毛山動物園では観察だけではなく、なかよし広場で職員の方々からレクチャーを受け、実際にモルモットとハツカネズミに触れることができました。
そのあと、皆でおやつのラムネ(幼児の遠足・散歩では定番のおやつです)を食べ、また動物を観察して解散となりました。
好きな動物をじっくり観察する学生、それぞれの動物の良さを写真に収めようとシャッターチャンスを素早く捉える学生、友達と一緒に見て回ることが楽しくて仕方がない学生など、授業では見られない学生の様々な姿、生き生きした様子を見ることができ、教員にとっても楽しく有意義な時間でした。
『幼稚園教育要領解説』第2章ねらい及び内容 第2節 環境(5)には、「親しみやすい動植物に触れる機会をもたせるとともに、教師など周囲の人々が世話をする姿に接することを通して、次第に身近な動植物に親しみをもって接するようにし、実際に世話をすることによって、いたわったり、大切にしたりしようとする気持ちを育てることが大切である。」と記されていますが、保育者が小動物に触れ大切に扱う中で生命の尊さに気付くということは、子どもを教育・保育する上で欠かせない体験と言えるでしょう。
今回、ほとんどの学生が積極的に動物との触れ合いを楽しむ中、苦手意識のあった学生も少しずつ動物に近づき、最後には撫でることができるなど、学びの多い体験となったようです。
昨年度まではコロナ禍で計画できなかった校外学習ですが、今回3年ぶりに実施することができ、本当によかったと思いました。このあと、「保育内容環境指導法」の授業では、実際に「遠足のお知らせ」や「遠足の指導計画」を改めて作成しますが、子どもの気持ちや状況を考えながら、学生が実際に体験したことを活かせるよう、指導・サポートに努めていきたいと考えています。
横浜高等教育専門学校の入学後は、このような校外学習もあるので楽しみにしていてください。
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