Graduates Messages
卒業生メッセージ
学生時代は、一日のほとんどをキャンパスで過ごしていたので、クラスの仲間と過ごした日々がなによりの思い出です。幅広い年代の学生が集いながらも、同じ夢を持ち、年の差を超えて学び合う雰囲気はとても居心地が良く、いい時間を過ごせました。採用試験の勉強をしたり、指導案を作ったりしながら、お互いを高め合うことができたと感じています。また、実践を重視した授業の多くで、教壇に立つイメージを持って学ぶことができ、いざ初めて実際の教壇に立った時も、落ち着いて話すことができました。
いまは小学校教諭として児童が楽しめる環境づくり、「わかった!」「面白い!」といった言葉が出てくるような授業づくりを心がけています。こうした授業を受けた児童の笑顔を見ることこそ仕事の楽しみであり、それが原動力となって「明日もがんばろう」と思えるのです。目の前にいる一人ひとりが、できなかったことができるようになり、わからなかったことがわかるようになる。そんな成長と関わる度に、先生になって良かった、楽しいなと実感できています。
もちろん日々においては、様々な壁ともぶつかり、難しさを感じることもあります。どう向き合うべきか、悩むこともあるのです。それでも、児童とともに考え、一緒に問題を乗り越えることができた時には、大きな喜びがあります。授業力をつける、より良いクラスをつくる、保護者や教員においても信頼される力をつけるなど、やりたいことはまだまだたくさんあります。これらを考えれば焦る気持ちも生じますが、一歩ずつ着実に、力をつけていきたいと考えています。
児童科初等課程 2020年卒業
横須賀市立小学校