卒業生の声/養護科
高校卒業から最短コースで夢に届きました
芦澤 菜希沙 先生

平塚市立小学校養護教諭
養護科 平成24年卒業

専門学校進学に進路変更

小学校時代の保健室の先生に憧れて、養護教諭になりたいと思いました。高校卒業時、養護教諭になるためにある大学の看護学科を受験し合格をしました。でも、看護学科では看護師になるためのカリキュラムに重きが置かれていて、養護教諭を目指すには遠回りのような気がしました。性格的にも、看護師の資格を取ってからでは、養護教諭になりたいという目標を見失ってしまうのではないかという心配もありました。そんな理由があったので、大学で4年間、看護師と養護教諭の勉強をするよりも、2年間で養護教諭の免許を取得できる横浜高等教育専門学校に進学することにしました。
高校は進学校でしたが、私の気持ちをはっきり伝えると、先生方も応援をしてくださいました。

先生の指摘で自己アピール表を修正

2年間の学校生活は密度が濃く、本当に早かったと思います。休み時間もグループワークの授業も、みんなで話をしているときは楽しい時間を過ごしていました。実習室で体を動かせる授業も楽しかったです。学校の保健室のことをよく知っている先生からお話が聞けたことも参考になりました。教科書に載っている話よりも、現場でどういうことが起きているのか、という話の方が面白かったです。実際に養護教諭をされている先輩の保健室を訪問させていただく機会もありました。
教員採用試験の準備は入学時から少しずつしていましたが、実際にスイッチが入ったのは2年生の6月の教育実習終了後でした。担任の先生が予定表を作ってくださって、予定と進度を見ながらアドバイスをしてくださったので、調整もスムーズにできました。
神奈川県の教員採用試験では「自己アピール表」を提出しなければなりません。教員をしている母にも相談して作成しましたが、提出の直前、内容を見ていただいた先生から「書き直した方がいい」と指摘されました。その時は動揺しましたが、これがあったからこそ合格したのだと感謝しています。

周囲の学校で活躍する先輩の存在が心強い

神奈川県の教員採用試験に合格し、横浜高等教育専門学校卒業後の4月から小学校の養護教諭として、夢の第一歩を進み始めました。
養護教諭は1年目でも1人配置の学校が多く、専門学校の授業でベテランの先生方から実際の学校の保健室の話を聞けたことが、今、とても役に立っています。
専門学校時代の同級生の多くは横浜市の採用試験を受けていたので、神奈川県で採用された私は当初、不安がありました。しかし、県の養護教諭の研究会に参加すると、20年以上養護教諭を経験された方から私たちの1つ上の方まで、横浜高等教育専門学校を卒業されたさまざまな年代の先輩が活躍されていて、心強さと学校の伝統を感じ、不安がなくなりました。
高校の同級生はまだ大学生です。小学校の職員室でも一番若いです。もう少し遠回りをしてもよかったかなと思うことも、たまにあります。ただ、それは贅沢な悩みかも知れません。一番早く、夢にたどり着けたのですから。

[平成24年10月取材/取材時は小田原市立小学校勤務]