卒業生の声/養護科
本当に必要なことが凝縮された学び
宮川 莉菜 先生

大和市立中学校
養護科 平成29年卒業

社会科教師か、養護教諭か

私は高校3年生の進路決定の時期に、社会科の教師になるか養護教諭になるかで、とても迷いました。高校2年生の時、病気をして学校から離れた時期があり、その際、心と身体のサポートをしてくれたのが養護の先生でした。復帰後も安心して高校に通うことができたのは、その先生のおかげです。そのため養護教諭に憧れはあったのですが、結局門戸が広かった大学の経済学部に入学しました。しかし、卒業間近に「やはり私は、養護教諭になりたいんだ」と思い、この道をめざすことになりました。やらずに後悔するより、チャレンジしてみて、それからどちらにするか考えてもいいのでは、と思ったのです。

現場に精通した先生方が多い

“横専”のことは、中学校の先生に教えてもらいました。2年間で免許が取れるこの専門学校を知らずにいたら、決断は変わっていたかもしれません。 入学して感じたのは、大学に比べて少人数で、先生との距離がとても近いことでした。しかも現場に精通した先生方が多く、本当に必要なことを凝縮して学ぶことができました。両親にはすでに大学4年間分の学費を払ってもらったので、「これらからの2年間は自分で」と、授業と両立させながらアルバイトにも励みました。

粘り強く合格へチャレンジ

“横専”を卒業した後、高校の非常勤講師をしながら、夏休みには“横専”の教員採用試験対策講座にも参加して、教員採用試験への再チャレンジをめざしました。対策講座では、在校生・卒業生関係なく、毎日のように模擬授業や面接の練習をし合い、先生にご指導いただいて、無事合格することができました。
“横専”の良いところは、年齢幅の広いクラスメートが、年齢に関係になく切磋琢磨し合い、常に「みんなで頑張ろう」という空気があったことです。「養護教諭になりたい」というみんなのパワーに背中を押されました。 今は、生徒に「先生ありがとう」と言ってもらえるような、生徒をしっかりと支えられる養護教諭になりたいと思っています。子どもたちに元気を与えられれば、子どもたちからも何倍も元気が返ってくると信じています。

[令和元年8月取材]