卒業生の声/養護科
子どもたちのためになる仕事を探して
丸山 あす香 先生

横浜市立小学校養護教諭
養護科 平成24年3月卒業

企業で働くことへの迷い

子どものころはアイスホッケー、高校からはフィールドホッケーをやっていました。将来はアスレティックトレーナーになりたくて、大学は体育学部に進学しましたが、アメリカで資格を取るなど、高いハードルがあり、断念して一般企業に就職しました。
働き始めると、大学時代の友人はみんな体育の先生になっていました。私には体育の先生という選択肢はありませんでしたが、「ずっと今の仕事を続けるか」迷い、働きながら自己分析を重ねました。そこで出た答えが「子どものためになる仕事をしたい」という結果でした。
「どんな仕事だったら頑張れるだろうか」と考えた時、養護教諭という仕事にたどり着きました。
部活動で怪我が多かった私は、その度に保健室で手当を受け、そのときに「養護教諭になりたい」と先生に言ったこともありました。

社会人経験が学ぶ気持ちを強くした

「どうやって養護教諭の免許を取ろうか」
大学院に進んだ友人の紹介で、横浜高等教育専門学校と短大を知り、比べてみました。横浜高等教育専門学校は時間割の中に教員採用試験対策が含まれ、いろいろな年代の学生が学んでいることを知り、一人で勉強するより、仲間と一緒の方が頑張れると思い、横浜高等教育専門学校に進学することに決めました。
専門学校を受験した当日に職場の先輩にそのことを話し、後日、社長に伝えました。社長も理解してくださり、入学式前日まで働かせていただきました。本当に感謝しています。
クラスにはさまざまな経歴の人がいて、中には二児のママもいました。クラスメートの誕生日にはケーキを買って、休み時間に祝うという習慣もありました。卒業してからも年に数回はみんなで会い、楽しい時間を過ごしています。その仲間は皆、養護教諭として働いています。
「現場からたくさん学ぼう」という気持ちで臨んだ専門学校の教育実習は、大学時代の教育実習と全く違いました。社会人として働いたからこそ「しっかり勉強しなければ」という気持ちがありました。
教員採用試験の二次試験対策は夏休みに毎日のように通学して、先生方に十分に指導していただきました。横浜市の教員採用試験では、面接試験はエントリーシートから質問が出されます。模擬面接で専門学校の先生方から厳しい質問が出されたので、本番の面接では落ち着いて対応することができました。先生方にここまで指導していただいて、絶対に「合格しなければ」と思いました。

学んだことを子どもたちのために

実践的な授業だったので、学んだことが、そのまま役に立っていることがたくさんあります。専門学校時代のテキストは今も本棚にあって使っています。
今、勤務する小学校は実習校であったため、着任時の不安も少なかったです。前任の先生も気にかけてくださり、地域の皆さんにも理解していただけて、よい環境に恵まれています。
これからは予防としての健康教育も必要だと考えています。まだ、チャレンジできていない保健指導にも力を入れていきたいと思っています。

[平成27年8月取材]