卒業生の声/児童科初等課程
先生方や友達と高めた合格へのモチベーション
齊藤 有輝 先生

横浜市立小学校教諭
児童科初等課程 平成21年卒業

幼稚園教諭から小学校教諭へ

もともとは幼稚園教諭になるのが希望でした。中学2年生の時、職業体験で幼稚園に行った際、たくさんの園児から元気をもらい「幼稚園の先生って、いいな!」と思ったのがきっかけで幼稚園教諭を目指そうと思いました。
幼稚園教諭になるために、どの学校に進学するか迷い、専門学校のパンフレットを見ていると、「幼稚園の先生か」と父が言いました。その時、初めて父と進路について話しをし、「将来を考えると小学校の教師もやりがいがあるぞ」と父が言いました。それまで両親が小学校教諭であることを意識したことはありませんでしたが、父の言葉にも後押しされ幼稚園教諭免許と小学校教諭免許が取れる横浜高等教育専門学校に進学することを決めました。

これまでで最も勉強した3か月間

社会人経験者や大学を卒業している人などいろいろな人と一緒に勉強する場所は、高校を卒業したばかりの私には未知の世界で、緊張でいっぱいでした。でも、その心配もすぐになくなり、社会人経験や年齢も関係なく、クラスの仲間と打ち解けられるようになりました。しばらくすると、互いの夢を語り合えるようになりました。
小学校教諭を目指すようになったのは、クラスの友人が行っていた小学校のアシスタントティーチャーの見学に行ったことがきっかけでした。実際に小学校で児童の姿を見て、小学校の先生がいいなと思いました。
2年生になると教員採用試験が目前に迫ります。4月に一次試験の過去問を解くとほとんど答えられず、これではダメだと思い、それから1日10時間勉強しました。この3ヶ月間はこれまでの人生で一番勉強したと思えるほどでした。友達と一緒にいると集中できないので、学校が終わると、午後9時過ぎまで開いている青少年交流センターで勉強しました。学校の授業がない日は朝から図書館で勉強し、閉館になるといつも勉強している青少年交流センターで勉強しました。
苦手だった社会科は、クラスのY君に毎日のように電話で説明を受けました。助けてくれる仲間がいたことに本当に感謝しています。初めて赴任した小学校でY君と一緒に働くことができたのも何かの縁だと思います。

先生方のつきっきりの指導が自信に

二次試験に向けての準備は、夏休みの間、受験対策の専門の先生方がつきっきりで面倒を見てくださったので、絶対に受かると思っていました。校長先生を歴任されたり、教育委員会に在籍されたことのある横浜高等教育専門学校の先生方は、面接のプロフェッショナルです。このように万全の対策で二次試験に臨んだので、試験会場でも慌てることはありませんでした。面接や3通りのロールプレイ等も怖くはありませんでした。
専門学校で学んだ2年間はとても大きいです。生活科で作った自己紹介で用いる制作物など、専門学校時代に作ったものが今でもこの教室にあります。目標を見失わずにきちんと勉強した仲間は、今みんな、教壇に立っています。初心を忘れずに、これからも教師を続けて行きたいと思っています。

[平成23年10月取材]