卒業生の声/児童科初等課程
子どもたちの成長する様子に胸が熱くなる
下村 聡 先生

横浜市立小学校教諭
児童科初等課程 平成22年卒業

アルバイト先で見つけた専門学校進学

「先生になれば、大好きな学校にずっといられる」
学校という場所が好きだった僕が、小学校の先生になりたいと思いはじめたのは高校3年のときです。小学校5~6年のとき、目立たなかった自分をずっと見守ってくださった先生のことが大好きでした。それが思い出に残っていて、そんな先生になりたいと思い、小学校教諭を目指すようになりました。
横浜高等教育専門学校のことを知るまでは、小学校教諭になるには大学を卒業して、教員の免許を取る必要があると思っていました。そのための学費を自分で負担しようと考えていたので、高校卒業後はドラッグストアでアルバイトをしていました。そのアルバイト先に横浜高等教育専門学校で養護教諭を目指す先輩がおり、大学に進学しなくても2年間で教員免許が取得できる専門学校があることを知りました。そして、アルバイト生活4年目に、横浜高等教育専門学校に入学しました。

現役教師の研究会に参加した学生時代

専門学校に通っていたころは、そのままアルバイトも続けていて、土曜日には同じクラスの仲間と4人で「よこはま教師塾」にも通っていたので、忙しい毎日でした。レポートや模擬授業など、学校以外でも頑張らないといけないので気を抜けません。しかし、いい意味でプレッシャーもかかりました。
クラスには社会人経験のある36歳から高校を卒業したばかりの18歳までさまざまな学生がいました。年齢的に中間の僕には居心地はよく、人間関係も勉強になり、目標に向かう環境としても恵まれていました。
今でも専門学校時代の模擬授業を思い出します。先生方が実際に小学校の教壇に立っておられたときに作られた指導案を見せていただくなど、とても勉強になりました。今ではスタンダードになっている指導法も、きっとこのころは先端を行っていたのだろうと伺い知れて、改めて先生方のすごさを感じました。
休日には、先生方が現役教師の教科研究会に連れて行ってくださったこともありました。泊まりがけの研究会だったこともあります。教師になった今、そのときにご一緒した現役の先生方と研究会でお会いすることもあります。専門学校の授業が小学校教諭免許の取得や、教員採用試験に合格するためだけのものではなく、実際の現場で役立つよう意識されたものであったことを改めて感じました。

教壇に立って分かる日々の成長

憧れだった教壇に立つ今、「それまではできなかったことが指導後にできるようになったとき」、また「必死に理解しようとしている児童の姿を見たとき」「クラスが一つにまとまったとき」、ジーンと胸が熱くなってきます。学校に通えなかった児童が、見事にキャンドルファイヤーの進行役を行うことで、クラスの仲間との関係がスムーズにいくようになりました。そんな児童の姿を見たとき、教師になって本当によかったと実感します。

[平成24年10月取材]