卒業生の声/児童科初等課程
専門学校の2年間で決めた小学校教諭
鈴木 ゆかり 先生

藤沢市立小学校教諭
児童科初等課程 平成26年卒業

養護教諭か、それとも小学校教諭か

小学生のときから学校が好きでした。学校にはいろいろな人がいて、そこでしか体験できないことがたくさんあり、何より担任の先生が好きでした。
高校卒業時には医療関係に興味があったので、大学は看護学科に進学し、養護教諭と看護師、保健師の資格を取りました。看護の学習も楽しかったのですが、もう一度、自分の進路を考えたとき、小学校教諭に関心を持っている自分に気づきました。
「小学校教諭と養護教諭の両方の免許を取った上で、どちらに進むかを考えたい」。小学校教諭の免許取得には通信教育という方法もありますが、早く社会に出たいという気持ちで、2年間で免許が取得できる横浜高等教育専門学校を選びました。

刺激的で密度の濃い2年間

専門学校には、高校卒業後すぐに入学した人や勤務先をやめて入学した人など、さまざまな理由で教員になりたいと思っている人がいました。人生の話や考え方を聞くと、すごく刺激的で新鮮でした。人と関わることの楽しさを実感しました。
授業では、先生は私たちのどんな意見も、頭ごなしに否定するのではなく、「そういう考え方もあるね」「でも、こういうことがあるのではない」と、受け入れて、私たちが発言しやすい環境を作ってくださっていました。私もこういう授業を目指したいと思いました。
教育実習も先生方のサポートのおかげで楽しく、充実した実習になりました。実習先の小学校は養護教諭が専門学校の先輩で、声を掛けてくださったときは、とてもうれしかったです。
その後もアシスタントティーチャーとして、週1回通っていましたが、会う度に声を掛けてくださいました。
教員採用試験の準備は1年生が終わったころからスイッチが入りました。学校で行われる春休みの教員採用試験対策講座を受けると、モチベーションが上がりました。授業ではミニテストなどがあり、試験直前の7月まで頑張りました。

先生方からの指導を信じて採用に

二次試験対策では夏休みも毎日のように通いました。
面接練習では「簡潔に話すにはどう構成したらいいか」「ドアの開け方」「姿勢」など、適切にアドバイスがいただけます。何回も繰り返したので、面接に対する緊張感も和らぎました。
採用が決まるまで、先生方を信じて、おっしゃる通りにやってきました。それがよかったと思います。「そのままで大丈夫」「自信を持っていい」と言ってくださると、迷いもなくなりました。
今、1年生を担任していますが、毎日が楽しみの連続です。子どもたちとのやりとりがうれしく、ほほ笑ましい場面がたくさんあります。今日はどんなことがあるのかなと、毎朝楽しみにしています。
「家に帰れば保護者がいますが、保護者がいない学校で子どもたちが頼れるのは担任だけ」と先生がおっしゃっていました。担任の先生は児童の身近で頼れる存在でないといけないと感じました。だから、忙しくても一人ひとりをしっかり見つめなければいけないと日々感じています。

[平成27年8月取材]