卒業生の声/児童科保育課程
不安をぬぐい去った学校説明会でのひと言
阿尾 仁美 先生

社会福祉法人神奈川民間保育園協会 緑の杜保育園
児童科保育課程 平成26年3月卒業

夢は保育者 しかし迷いもあった高校時代

保育者になることは、小さい時からの夢でした。幼稚園の年長組の時の先生が大好きで、「大人になったら先生みたいになるね」と言って卒園しました。
しかし、高校の進路選択の時期になって、保育者になるには必ず国家資格である保育士資格か幼稚園教諭免許を取得することが必要だと知りました。その頃は「どんなに大変でも保育者になる!」という固い決意が持てなかったので、免許・資格を取得しなければならないという現実にくじけそうになりました。
自信を持てない自分に逃げ道を作るため、一般企業に就職しようか考えましたが、やっぱり保育者の夢をあきらめたくない・・・と、とても悩みました。

周囲の人に相談し、進学を決意!

高校の進路指導の先生に相談すると、卒業時に保育士資格と幼稚園教諭免許を取得できる横浜高等教育専門学校を薦められました。同じ目標を持った人たちと一緒に授業を受け、資格を取得するのであれば頑張れると思い、進学を決めました。学費のことも調べ、2年間で卒業できることも魅力でした。そして、家族にも応援してもらえるように、思い切って私の思いを話しました。
専門学校に通うにあたって、一番の不安はピアノでした。横浜高等教育専門学校の学校説明会に参加し、個別相談でそのことを相談すると「1対1で、最初から丁寧に指導するので、初心者でも心配いりませんよ」と答えていただきました。その先生の言葉で気持ちが決まり、横浜高等教育専門学校に進学することを決めました。
2年間の学校生活は、勉強も実習もあって、とても濃密な時間でした。最後まで頑張ることができたのは、同じ目標を持つクラスのみんながいたからです。クラスには幅広い年代の同級生がいます。お母さんぐらいの年齢の方もいて、なんでも相談することができました。今でもたまに、食事に一緒に行ったり、お互いの職場の情報交換をしたり、相談できる大切な友人です。

家族の応援にも支えられて 毎日が勉強

無事に保育士資格と幼稚園教諭免許を取得し就職をしたことで、両親もとても喜んでくれました。しかし就職して間もない時に同期の人が辞めてしまい、私もショックで心が揺れました。その時、両親に相談をして「クラスの子どもを裏切れないでしょう。あなたが辞めたら子どもが悲しむよ」と言われたことで、気持ちを切り替えました。「確かにその通りだ」と思って、仕事を続けていく決心をすることができました。
日々、子どもたちと接していると、私が保育者の道を選んだことは間違いでなかったと実感できます。 現在は保育士になって4年目です。去年担当した1歳児の持ち上がりで、2歳児のクラスを担当しています。自我が芽生えてくる時期なのでイヤイヤもあって大変ですが、子どもたちの成長を見守ることが私の喜びです。
就職して初めの頃は、目の前の仕事をこなすだけで必死でしたが、最近は教室全体のことを見る余裕が出てきました。今の課題は「どうすれば子どもを集中させることができるか」ということ。日々、先輩の先生を見ながら勉強しています。

[平成28年7月取材]